【お教室通うきっかけ】
恭子先生の教室に通う以前の食事は、手作りが基本でお惣菜、冷凍食品は使わず添加物もなるべく避けるようにしていました。また、野菜中心でお水にもこだわり、お米は合鴨農法の五分搗きを選ぶなど自分なりにこだわった食生活で家族の健康を考えていました。
40代を過ぎた頃から何か健康にいいものを食事とは別で摂取しなくてはいけないのかな?と考えるようになりました。しかし、情報が氾濫する中、何か正しくて何が間違っているのかを判断することが出来ませんでした。
恭子注:
今の世の中は、本当に、情報、知識があふれすぎていて、何を選択して良いのか迷う時代です。
巷では、健康によいと言われるサプリメントや栄養ドリンクが流行っていましたが、自然のものなのかも疑問でしたし、三度の食事以外で栄養を摂ることに面倒臭ささを感じました。
同じく流行っていた糖質制限も慣れ親しんだ主食であるお米が食べられないことも自分にはしっくりきませんでした。
毎日普通に食事をするだけでは健康にはなれないのか?特別なことをしなくてはダメなのか?模索する日々が続きました。
そんな時に、先生のお教室に通う友人からハッピーとらくらくの本を紹介してもらいました。彼女がマクロビオティックを何年間もやっているのは知っていましたが、マクロビオティックは敷居が高くどこか特別な食事法と捉えていました。砂糖は使わないお肉は食べれない、想像する限りでは忍耐が必要な食生活が浮かびます。
しかし、早速本を購入し読み始めるとマクロビオティックは日本人が考えた食事療法であることや玄米のよさは排毒力にあることなど知り驚きました。てっきり海外から入ってきた流行りの食事法とばかり思っていました。
また、マクロビオティックの主食はお米、おかずよりお米の比率を多く食べると書いてあります。読み進めるにうちに、
毎日の食事の内容を変えるだけで体に変化が起きる訳ですから、お金もかからず、サプリメントのように毎日忘れず
飲まなくてはならないなどの心配もなく、マクロビオティックは、極めてシンプルであることが分かりました。
また本には様々な体験談が載っていて、これが本当なら凄いこと!恭子先生の本にどんどん惹かれていきました。
毎日の食事だけで真の健康を手に入れることができ、運命まで変わる。自分が知っていればもし万が一家族や友人に
何があっても助けることが出来るのではと思いお教室に通うを決意しました。(友人の強い勧めも背中を押してくれ、違う友人も一緒に通うことになり大きな力となりました。)
【お教室に通ってみて】
お教室で初めて習った料理がけんちん汁でした。
入塾する前にも自宅で作っていたのですが、先生と一緒にお教室で作ったけんちん汁のお味が自宅のものと違うことに
驚きました。お教室のけんちん汁は、まろやかで甘みがあって美味しいのです。自宅のけんちん汁は、もう少し塩が立って
甘みがありませんでした。
先生に伺うと、野菜の甘みが出るまでしっかり煮ていることがポイントとのことでした。
調味料は、お味噌だけなのに煮方次第でこんなに味が違うものなのかと思いました。
野菜の皮は剥かず、アク抜きもしません。丁寧に汚れだけを落として丸ごと使います。
最初は、びっくりした皮を剥かずアクも抜かない料理方法は、回を重ねる毎に私の当たり前になっていきました。
そして、学校の調理実習で習った皮を剥いて野菜の端は捨てる。たっぷりのお水でアクを抜く。あれはなんだったのかと思うようにもなりました。
自分の中の常識が更新した瞬間でした。
お教室では、お料理ももちろん習いますが、考え方についても習います。
お料理は、本でも習えますが、考え方については恭子先生から直接レッスンを受けないと学ぶことが出来ません。
先生は、毎回色々な例をあげてお話しをしてくれます。このお話しが私たちの心を柔軟にし少しずつ生きやすく変化させてくれたのだと思います。
先ほどの
野菜の皮を剥いて端は捨てる。たっぷりの水でアクを抜く。
↓
野菜の皮は剥かず、アクも抜かない。
真逆の料理方法です。
私の中の野菜の常識は、見事に変化しました。
今まで当たり前と思っていたことが、当たり前ではなくなったのです。人間関係でいえば、他人に対して常識的にはこう!
と思っていることも実は自分の主観でしかなく相手にとっては非常識なこともある。この事で更に強く思いました。
自分の常識は、他人の常識ではない。と分かれば様々な考え方も受け入れることが容易になり、だれもが人間関係が
円滑にいくのではないかと思いました。先生がお話しされる内容は、初めは表面上のことしか理解出来ないこともありま
したが、繰り返し聞くうちにお話し真意が掴めるよになりました。
【食事と体】
《マクロビオティック実践前》
朝食
五分搗き米、納豆、お味噌汁
昼食
外食(市販のパスタ、サンドイッチ、お弁当など)
夕食
五分搗き米、お味噌汁、肉料理、グラタン、野菜の煮浸しなど
《マクロビオティック実践後》
朝食
梅醤番茶or三年番茶
昼食
玄米、野菜の煮しめ、青菜(外食が3.4回)
夕食
玄米、かぼちゃのコロッケ、野菜の煮しめなどハッピーのお料理中心
(一番食事が乱れやすいのが昼食でした。会食の機会が多く、外食回は多くなりがちです)
恭子注:
この方の場合、重い病気があるわけではないので、1食くらい、外食でもいいのですよ。
以前から五分搗き米を食べていましたが、玄米を食べるようになってからはおおきな便りが2、3回、多い日には5回ということもありました(最初の1、2ヶ月)
もともと快便でしたので、排便の悩みは全くありませんでしたが、玄米の排毒力を凄さを実感できました。たまに外食を
すると翌日はピタリとお便りが止まったり、逆に緩くなることもありました。
前期の後半になってくると、暴飲暴食をした翌日には身体が反応するようになりました。自然と昨日食べたアレは
体には合わないのだと体が教えてくれるようになりました。
【終わりに】
恭子先生のお教室に通って1番心を揺さぶられたのは考え方でした。
なんとなくですが、人生の中で得てきた自分の価値観が先生のお話しを聞くたびに間違っていなかったという確信に変わっていきました。毎回、先生のお話に胸が熱くなり希望が湧いてきました。先生に叱られてもそこに新しい発見があり自分の身となり肉とる気がして有難く感じました。
とはいえ、先生のおっしゃることを全て体得しているわけではなく、こう在りたいという自分の目指すものを後押しして頂いた気がします。まだまだ考え方の矯正が必要だと感じました。
恭子先生のマクロビオティックが心に定着するのにはまだまだ先生からの叱咤激励が必要だと思いました。後期のレッスンも何が飛び出すかとても楽しみです。引き続きよろしくお願い致します。
(考え方のことばかり書いておりますが、お料理もとても美味しく我が家の定番が少しずつパッピーの料理に増えています。)
恭子から一言
重い病気があるわけではなく、学びに来てくださいました。
が、数年前、虫に刺された後があざのようになっていた腕のところが、マクロビオティックの食事を始めると、
むしろ、化膿してきて、ひどくなりました。
好転反応の毒だしでした。
あまり、自覚は無かったのですが、アトピー体質でもあったのです。
半年後には、だんだん、きれいになってきました。
未病、というか、自分の身体の中にあったものが、排毒されてきたのでした。
これから、家中が健康になる食事の指針がわかって、素晴らしいと思います。 |